香港風バーベキューソース(2種)

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 中秋節の連休の晩、郊外のレストランで食事をした後、腹ごなしに近くの公園を散歩していたら、公共のバーベキュー場に出ました。

 すでに夜の10時を過ぎているというのに満席で、小さな子供たちもたくさんいます。わいわいと大変に賑やかなのですが、平和で微笑ましい感じがするのは、酔っぱらって騒いでいる人がいないからでしょう。夜は遅いけれど、とても健全な雰囲気です。

 バーベキュー(焼烤/シウハウ)は、香港の主要な娯楽のひとつです。一説によると、香港人がバーベキューを楽しむ習慣ができたのは、60年代のこと。もとは、工場に勤める工員たちの慰安を目的に、郊外へ食べ物や調理器具持参で小旅行したのが始まりだそうです。70年代に入ると、香港政府が、郊外の各地にバーベキュー場を設置しました。市民が所構わずバーベキューをして山火事を起こすのを防ぐためだそうで、当時すでにバーベキューが人気の娯楽になっていたことを物語っています。

 香港式のバーベキューは、「さすまた」のようなY字の大きな金串に肉や魚を刺し、直火であぶりながら焼くスタイル。熱いし手も疲れるのですが、自然と皆で炉を囲む形になり、和気あいあいとした雰囲気になります。食べることが好きで、おしゃべりも大好きな香港人にはうってつけの娯楽といえるでしょう。

 香港は狭いので、車で30分も走れば、緑に囲まれたバーベキュー場に到着します。まずは最寄りの市街地で食材を買い込んでから出発するのが一般的。我が家もバーベキュー場までミニバスで20分という場所で、しかもこの辺りは村屋(ビレッジハウス)が並び、自宅の庭や屋上でバーベキューをする人も多いので、近所には、「あとは焼くだけ」に味付けした肉や魚を売る専門店が数多くあります。店ごとにソースが工夫されていて、それを食べ比べるのも楽しみのひとつ。

 バーベキューソースというと、ケチャップとウスターソースをベースにしたアメリカ風のソースを思い出しますが、香港では、そのようなソースはまず使いません。ガーリック味、黒こしょう味、はちみつ味などいろいろあるなかで、今回は、我が家が特に気に入っているバーベキューソースを2種類ご紹介しましょう。

 どちらもとても香りがよく、コクがあって、食欲をそそります。しっかりと味が付いているので、うちではお弁当のおかずに利用することも多く、とても重宝しています。(2009.11.14掲載)

 

<焼烤汁 香港風バーベキューソース(2種)>

材料(3~4人前):

「サテーソース」

牛仔骨(アウジャイグヮッ/牛ショートリブ) 450g
ピーナッツ 30g
Aしょうゆ 50cc
 カレー粉 大さじ1
 はちみつ 大さじ3
 砂糖 大さじ1
 鶏粉(ガイファン/チキンパウダー) 小さじ1
 にんにく、しょうが(みじん切り) 各小さじ1/2
 粗挽き黒こしょう 小さじ1/2

 

「ハーブ入りホワイトソース」

白身魚(切り身) 450g
バター 大さじ1
小麦粉 大さじ1
牛乳 100cc
塩 小さじ1/3
白こしょう 少々
鶏粉 小さじ1/2
B粒マスタード 小さじ1
 粉チーズ 大さじ2
 パセリ(乾燥したもの) 小さじ2
 レモン(薄切り) 3枚

 

作り方:

1.ピーナッツをフライパンに入れ、弱火で丁寧に煎り、薄皮をむいてから、フードプロセッサ(あるいはすり鉢)で細かくする。
2.ピーナッツとAをよく混ぜたものに牛骨仔を1時間から半日漬ける 。
3.小鍋にバターと小麦粉を入れて弱火にかけ、よく炒めたら、牛乳を加え、丁寧に混ぜて滑らかなクリーム状になったら、塩こしょう、鶏粉を入れて火から下ろす。
4.あら熱がとれたらBを加え、タッパーなどに移して、白身魚を1時間から半日漬ける 。
5.炭火やグリルで火が通るまで焼いたらでき上がり。

 

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