林村のすもも酒

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 街市(街市)を歩くと、季節の移り変わりが、よくわかります。

 青梅はすっかり姿を消し、今度はすももの姿がちらほら。

 でも、すももには手を出しませんよ、我が家はもう青梅でいっぱいだからね、と、クールに歩いていると…。

 ある店の前で、足が止まりました。

 「林村産のすもも 1ポンド16ドル」なり。

 林村(ラムチュン)というのは、大埔(タイポ)にある大きなビレッジで、願掛け用の大きな神木があり、休日には大勢の観光客で賑わう、大埔の名所のひとつ。我が家からも、さほど遠くはありません。
 ふうん、あそこですももがとれるのか…とながめていると、店のおじさんが「味見してごらん」と、1個くれました。

 ひと口かじって見ると、中は鮮やかな紅色。おじさんは「甘いだろ」と言いますが、いや、けっこう酸っぱいです。ちょっと固いし。このまま食べるのはどうかしらん。

 って、それじゃあ果実酒にぴったりでは、あ~りませんか。

 昔、母がソルダムを使ったプラム酒作りに凝ったことがありました。それはそれはきれいなルビー色のお酒で、梅酒より好きだったなー。

 そんなことを思い出したら、買わずにはいられません。なにより、ご当地ものに弱い私、店の人の「今だけの季節ものだよ」という言葉にも背中を押され、では、1ポンドだけ。


 以下の分量で漬けてみました。

すもも 450g
氷砂糖 200g
ウォッカ 700cc

 すももにはぐるっと一周ナイフを入れて、色が出やすいようにしました。青梅ほど酸っぱくないので、砂糖は控えめです。青梅と違って、すももは漬ける前にかじって味見ができるから助かるわ。


 ひと晩置いただけで、この美しさ!

 梅酒で学習した通り、果実をアルコールでしっかり消毒するつもりで、最初の1日は瓶を揺らさないようにしたので、きれいなグラデーションになっています。

 美しすぎる…。1ポンドじゃ、少なすぎたかも。

 また買う気か…!?

 

 

 

 

 

 

 

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