陳漢記の「ポークソテーライス 黒胡椒ソース」

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 香港の餐庁(洋食レストラン)や茶餐庁(食堂)、快餐店(ファストフード店)などで、猪扒(ポークソテー)や牛扒(ビフテキ)を注文すると、必ず、「ソースは何にする?」と聞かれます。
 選択肢としては、トマトソース、カレーソース、玉ねぎソース、にんにくソース等々があるのですが、私が選ぶのはいつも黒椒汁(黒胡椒ソース)。
 どの店にもあって、ハズレが少ないから。ブラウンソースの中に粗挽きの黒胡椒がたっぷり入っていて、ピリリとスパイシーで肉と相性がよく、ご飯がすすみます。

 

 ところが、ある時、ある店で食べた「黒椒猪扒飯」が、ビックリするほどまずくて。
 市販の瓶入りの黒椒汁をお湯で薄めて、水溶きかたくり粉を大量に加え、とろみだけはたっぷりつけました、というシロモノで、本当に悲しかったです。いくら、どう料理しても、そこそこに食べられる味だからって、ここまで手を抜くとはあんまりだ、と。店の人は、これを本当においしいと思って客に出しているのか…?

 

 しかし、この店のはおいしいです。今まで何度もここで取り上げた店ですが、やっぱりおいしい。麺とお粥がメインの店なのに、黒椒汁も市販品をそのまま使うのではなく、ちゃんと店で作っているのだそうです。もっとも、いちから作っているのではなく、おそらく、業務用のドミグラスソースをベースにして、店が調味しているのだとは思いますが。でも、そのひと手間、おいしくなーれという心意気が大切なんですよ。

 

 わざわざここまで食べにきて!と言うつもりはないのです。どの町にも、真面目に仕事をしている店があるはずなので、ぜひお近くで探してみてください。とりあえず、私の場合は近所にこの店があってよかった…。

 

 

 ところで、この陳漢記は、俳優の陳小春(ジョーダン・チャン)も常連で、中国版ツイッター「新浪微博」で、「今、陳漢記でワンタン麺食べてるよ」なんてつぶやいています。実際、私も、彼を店内で見かけたことがあります。どうやら、近くに住んでいるらしいです。

 

 私が今いる大埔(タイポ)は、香港の郊外で、のんびりした田舎町なのですが、芸能人が結構住んでいて、華輝餐庁のアップルパイは、香港の歌神と言われる許冠傑(サミュエル・ホイ)が、しょっちゅう、テイクアウトに来るのだと、お店の人が教えてくれました。彼もご近所に住んでいるのだそうです。

 

 他に大埔住まいの芸能人といえば、私の知る限りでも、劉以達(タツ・ラウ)やBEYONDの黄貫中(ポール・ウォン)…それから、歌手の謝安琪(ケイ・ツェ)。
 彼女は、私が今住むビレッジに以前住んでいて、うちが引っ越して来る直前に、大ヒットを飛ばして大埔の超高級マンションに移ったのだそうです。彼女が出世したので、「この村は風水がいいんだよ」と不動産屋に言われましたが、本当かな。だったらいいな。

 

 

 

黒椒猪扒飯(飲み物とセットで28ドル)

陳漢記 大埔運頭街89&91B地下

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