新界の梅酒

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 本日(4月15日)、ふらりと街市(市場)に立ち寄ったら、野菜売り場に、なんと、青梅が。
 「みっ、見つけた~!!」と脇目もふらず駆け寄って、ええ、買い求めましたとも。

 

 ずっと探していたんです。梅酒を漬けたい、と以前から思っていました。香港でも青梅が手に入る、という噂は聞いていたのですが、実際に目にしたことはなく、数年前に、香港人の友人から、「梅酒漬けちゃったよ~ん」という電話をもらい、あわてて街市に駆けつけたけれど、時すでに遅し、でした。香港の市場に出る時期が日本とずれること(日本では、5月下旬から6月上旬)、そして出回る期間がごく短いことから、いつもタイミングを逃していたんです。まだ4月の半ば。香港では、こんなに早く収穫されるのですね。

 嬉々として買って帰り、さっそく仕込みを始めましたが、だんだん不安がつのって来ました。

 何だか違う…。

 昔、日本で漬けたことのある青梅は、きれいなウグイス色で、ビロードのような手触りだったように記憶しています。でも香港のこれは、ライムのような鮮やかなグリーンで、産毛もなく、ゴリゴリと固い…。

 ネットで調べた作り方にならい、よく洗ってから水に浸してアク抜きをし、竹串でヘタを取り除きましたが、簡単に取れるはずのヘタがうまくはずれず、頑張ってほじくり出してみたものの(ヘタが残っていると、渋味が出るそうなので)、その部分が、見る見るうちに茶色くなってきます。これはアクなのでしょうか? 日本のものと品種が違うのかもしれません。

 新界(ニューテリトリー)で穫れた梅だそうです。大きさも不揃いで、キズ有りも多く、商品として丁寧に育てたというより、家の庭になっていたのを持って来ました、という見た目。それはそれで、素朴でいいのですけれどね。


 仕込んだ量です。

 「梅1キロ、氷砂糖500グラム(辛口)~1キロ(超甘口)、ホワイトリカー1.8リットル」というのが基本だそうですが、今回購入した青梅は、約1.1キロ(32ドルでした)。お酒はウォッカ(40度)で代用したので、それらを考慮しながら、以下の配合にしてみました。

大(3リットル保存瓶)

青梅 800g
氷砂糖 600g
ウォッカ 1400cc


小(2リットル保存瓶

青梅 300g
氷砂糖 250g
ウォッカ 500cc

 夕方、街市で購入し、夜に仕込んで、翌日の午前中に撮ったのが、この写真です。ひと晩で実はくすんだうす緑色に変わり、やや浮いてきました。

 3ヶ月後から飲めるようになり、おいしくなるのは1年を過ぎてから、というのが日本での定説ですが、香港の気候ではどうでしょうか。

 適当に作った「柑桔酒」が大成功だったので気をよくしていましたが、梅酒は難しそうです。正直言って、全く自信がありません…。さて、どうなりますやら。

 

 

 

 

 

 

 

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