柑桔の砂糖漬け


 3月14日に、[柑桔酒A]の柑桔を取り除きました。

 取り出したついでに、ひとつ食べてみると、甘くて、ウォッカの味もしっかりして、大人のデザート、という感じ。タッパーに移し、保存することにしました。

 同じ日、大家さんから、柑桔の鉢を全て処分するので、残りの柑桔がいるならどうぞ、と声をかけられました。うちが取らなければ、全部捨てるのだそうです。

 そう聞いたら、もらわないわけにはいかないではないですか。もったいない。

 柑桔酒はもうたっぷり作ってしまったので、今度は、砂糖漬けを作ることにしました。

 柑桔をよく洗ってから、2つ切りにし、タネを取り除いて、同量の氷砂糖と共に、ガラス瓶に。煮沸消毒できない瓶だったので、よく洗っただけです。柑桔が腐るのではないか? と心配でした。

 翌日、柑桔から出た水が瓶の1/4程度まで上がっていましたが、水が上がりきる前に、柑桔がカビるのではないか、とも思いました。

 結局、これらの心配も杞憂に終わり、3日目にはすっかり水が上がって、柑桔を覆っています。ただ、氷砂糖は溶けきっていないので、そのまま放置しておきました。

 そして3月22日。

 柑桔から出た水が、甘くていい香りのシロップになっていたので、別の瓶に移して冷蔵庫へ。ソーダで割ったら、さわやかな飲み物になりそうです。

 実の方は、まだかなり酸味が残っていたので、溶け残った氷砂糖と共にホーロー鍋に入れ、ひたひた量の水を加えて、しばらく煮てから引き上げました。

 これを乾かして、お茶うけにしてしまおう、というわけです。

 しかし、この日は、トップニュースになったほどの、大気汚染のひどい日。ふだんは見える、吐露港(トロハーバー)をはさんだ対岸の景色が、今日は真っ白で全然見えません。

 そういうわけで、屋上で天日に当てるのはあきらめて、オーブンで乾かすことにしました。

 低温に設定して、様子を見ながら、約1時間半。少し固く締まってきたところで終了。柑桔の香りと甘さが凝縮されています。

 これに合うお茶は何かな?

 ためしに、中国茶の東方美人、をいれてみました。東方美人の、紅茶に似た華やかな香りは、柑橘系と相性がいいように思います。

 ああ、いい匂い。

 そして、柑桔のほろ苦さが、東方美人の蜜のような甘さを引き立てます。上等のアールグレイティーを飲んでいるような、そんな口福感が口の中に広がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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