とろとろ湯豆腐

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 日本ではすっかりおなじみになった、重曹入りの湯豆腐。煮ているうちに重曹が豆腐を溶かし、豆腐はとろとろに、湯は白濁して豆乳のようになります。

 豆腐がとろけるような舌触りになるだけでなく、甘~く甘~くなるので、普段あまり豆腐を好まないうちの夫が、「京都の湯豆腐みたい!! ンまーい!!」と悶絶しておりました。材料は全て、香港の街市(市場)で調達したのですけれどね。

 重曹は、広東語で「梳打食粉(ソーダーセッファン)」あるいは「食粉(セッファン)」の名称で、ベーキングパウダーなどと共に、スーパーの食品売り場で売られています。香港では、固い肉を柔らかくするために重曹を使うことがごく一般に行われているので、簡単に手に入ります。

 豆腐は、スーパーのパック豆腐(充填豆腐)ではなく、ぜひ、街市の豆腐を試してみてください。街市の豆腐は、日本のように冷水に放して売っているのではなく、大きなものを台に乗せて切り売りしているので、ほかほか温かいものを手渡されることもしばしば。いかにも出来たてでおいしそう! なのですが、温かいせいか、ものすごく傷みやすいので、買ったら速攻で家に帰り、冷水を入れたボウルに放して冷蔵庫にしまうことをお薦めします。

 香港の豆腐は、固さが異なる「硬豆腐」「軟豆腐」の他、布に包んで形成した「布包豆腐」など、いろいろあるので、種類の違うものを食べ比べてみて、好みのものを見つけるのも一興です。

 豆腐と一緒に、「豆腐ト(ダウフーボッ)」という、厚い油揚げ、というか、スカスカの厚揚げ、のような揚げ豆腐も一緒に煮るとコクが出ておいしくなります。この豆腐トもとろとろにとろけます。

 薬味はお好みで。私は、だししょうゆ+おろししょうが派ですが、夫は、ポン酢+ゴマだれ、が気に入っているようです。

 

材料(2人分):

豆腐(好みのもの。大きめに切る) 1、2丁
豆腐ト(熱湯をかけて油抜きしておく) 80g
水 600cc
重曹 小さじ1
好みの薬味 適宜

作り方:

1.鍋に豆腐と豆腐ト水を入れ、中火にかける。
2.煮立ってきたら重曹を入れ(一瞬、泡立つので注意)、弱火にして10分くらい煮込むと湯が白濁し、豆腐の表面が溶けてくる。
3.煮汁が豆乳状になり、豆腐が煮くずれてきたら食べごろ。好みの薬味を添えて、いただく。

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